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脚下照顧って自分史のことだったの?

  • 執筆者の写真: AKIKO
    AKIKO
  • 2021年2月5日
  • 読了時間: 2分

今から23年前、私はある地域新聞の記者として歩み始めました。

社主は当時70才くらいだったのでしょうか・・・。


生き字引きみたいな方で、なんでも教えて下さり、

なんでも知っている方でした。


その新聞のコラムが、『脚下照顧』という題でした。

会社に、社主が書かれたのか、看板もありました。

まだ30代前半の私には、難しい言葉だなぁ、くらいしか感じられず・・・。


その後、10数年が経ち、私がそのコラムを担当させてもらうことになりました。

前任者は大手マスコミのOBで、内容はいつも政治や行政に関することを、

鋭く書くのが人気でした。


私にできるかなぁ・・・、と思いました。


社主は、脚下照顧の意味を説いてくださいました。


『あなたの場合には、自分の身の丈で、生活の中で気づいたことを書かれたらよい』

とおっしゃり、私は取材の合間に気づいたことなどを書きました。


社主は鬼籍に入られましたが、

今も、会社があった街に行くと、

カメラが入った大きなカバンを持って、

大股で歩いていらっしゃるような気がします。


街を命がけで愛しぬいた生涯だったと思うのです。


私は当時、子が小さく、会社の片隅で母乳を上げたりしながら、

働かせてもらいました。


ばたばたしていました。


会社の本棚には、いろんな方の『自分史』がありました。


今はもう、それがないのです。


社主の話も聴けないし・・・。


自分史に出会い、学び、自分史の中には、人生の答えがすべてある、と

感じております。

ふと、脚下照顧、という言葉が浮かびました。


ああ、今、社主と、語り合いたい・・・、と強く思うこの頃です。



 
 
 

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