top of page

おだやかな女

執筆者の写真: AKIKOAKIKO



寒いけれど、散歩をしたら、汗ばんだよ。

もう、春だ。


机を整理していたら、2010年、15年前に書いた日記が出てきた。


私、その時、44歳。


すごい熱いの。


もう、びっくりしちゃった。


喜怒哀楽はんぱない。


いちいち怒って、悩んで、悲しんで、

欲して、すごいの。


何にって、

例えば、子の習い事で、

ライバルに負けて、

ママ友が喜ぶ姿が憎いだの、

祝福できない自分が狭量で悲しいだの、

でもまた、頑張りたいだの・・・。


夢もいっぱい。

外国もたくさん行って、

楽しんで、喜んで、お金もたくさん使って・・・うきうき。


で、今の私。


還暦目前になって、

おだやかなの。


喜怒哀楽が芝居に思えている。


だってさ、この年になると、

何をしていても、楽しいし、感謝なのね。

痛い思いも、つらい思いも経験して、

痛くない、つらくないだけで、感謝だ、

それでけで超富裕層だ、って思うもの。

ネガティブなことも、あえて、大騒ぎをしないようにしている。

その方が、解決が早いって知っているから。


極端な喜怒哀楽は、体調を悪くするって思うの。

だから、自分を大事にしているつもり。


年を重ねるってことは、ちょっととろくなることなのかな。

老けるってことなのかな。

ただ、おだやかに過ごすということは、

老練なこと、ともいえるよ。

あえて、こだわりを捨てていくってこと。


人生は冒険と発見の旅。

生きてみないと何事もわからない。




 
 
 

Comments


東京都

©2020 by littlebird

 

 

自分史リトルバードは、

『自分史で日本を元気にする!』というビジョンを実現するために活動する、

『一般社団法人 自分史活用推進協議会』認定の自分史活用アドバイザーが運営しております。

bottom of page